durdak

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 dur dak

チベットの密教舞踏の一つで骸骨たちの踊り。
「生」は常に「死」と隣り合わせだと諭す「無常」の教えの舞踏。
このアルバムももうじきゴミ箱に行くかもしれないが、それは自然なことで憂いてはいけない。
その時間、全力で取り組んで完成したアルバム。

 

①    Walk

映像作家足利広氏の作品に音をつけるため福島県への撮影に同行した。
その時の神社でのフィールドレコーディング。
鳥居をくぐって森へ入り、境内へ近づくにつれ感じた異界感を表した。
巨大な御神木が神社を囲んで守っていて、「何か」が住んでいるようだった。

②    Tudoi

インディオのワウナナ族が音を奏で踊りながら神様エワンダマに祈る。
ジャングルの奥地に住み今にも絶滅寸前である彼らが、自分たちだけでなくすべての生命、
動物と人間を助けてくれるよう祈る。という話を聞いてイメージした。

③    About politics/⑧about education

私利私欲に満ち、矛盾と偽善に溢れる世の中について討論している。真実を見つけ出すためには
地球規模で未来について考えなくてはならない。と、man on the moon、karmaへと続く。

④    MAN ON THE MOON

祖父の趣味だったアナログレコードの中に人類初の月面着陸に成功したアポロ11号の記録レコードを発見。
北海道小樽の家でこれを聞いて何を思っていたのだろう。

⑤    Buddha song

インドの農村やガヤという街で録音。人も車も牛もニワトリももの凄くエネルギッシュで好き勝手に動いている
ように見えるが、観察していると、混沌とした中に自然と生まれる合理的なルールがあるのが分かる。
自己判断自己責任で生きる人々から日本とのパワーの違いを感じ自由の意味を考えさせられた。

⑥ Kaeru

福島でフィールドレコーディングしたもの。人が住めなくなった街は不思議と人の気配が強く残っていた。
訪れた時はちょうど桜が満開で街は暖かい春の陽気に包まれていたが、それを楽しむ人間だけがいなかった。

⑦ Karasu

近所の公園で録音したカラス。都会で生きるカラスは電線からから人間界を冷静に観察していて、
その佇まいや鳴き声は何か呪術的なものを感じることがある。

⑨    Karma

ダライラマがカルマについて話している。

⑩    31

サーティーワンアイスクリームを買ったときにつけてくれたドライアイスの音。
それと風呂の湯を叩いた風呂ドラムを合わせた曲。

⑪    Tranquility

アポロ11号が月に着陸し、月を歩いている様子を伝えている。

月に着陸した際自分たちの事を「Tranquility Base」(静かの基地)と表現しているが、
アドリブで話しているようで印象的。

⑫    Kaminari

自宅の窓から録音した雷。

【コメント】

「自己の中に、ふっと沸いてきた音~日常を離れて夢想した時に浮かんだメロディ~
…そんな何気ない音風景をデジタルレコーダーに記録し、再構築したのがこの一枚…
既存の商業音楽とは一線を画した「POP MUSIC」
まるで絵画におけるサラリと書かれたラフスケッチのようなサウンド・ランドスコープ
ネパールの巡礼たちの鼓動
彼の地の子供たちの唄声
ダライ・ラマの愛の肉声
そんな音玉つづれ織られた1枚が本作
深くて、清々しい音玉の交差。」       ハスキー中川(HUSKY RECORDS)

下記店舗で取り扱い中。

HUSKY RECORD
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OPEN12:00~20:00
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